鎌田幸二

鎌田幸二 / かまだこうじ

開いた口に、小さく締まった高台。
天目は、気品ある美しさが第一である。
その点、鎌田さんの天目は申し分がない。
伝統的な油滴、耀変油滴、河南などでもその美しさは、鎌田さん独自のものだ。
いわんや40年を超える作陶活動の中で、工夫をして生み出してきた新たな天目釉の美しさは、言葉に尽くしがたい。
それぞれの小宇宙があり、私たちはたなごころに酒杯をおいて、その輝きを愛で、また一献を尽くす。
時はゆったりと流れ、酒の愉しさ、ここに極まる。

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